給食だより 2024年9月 |ブログ|大野こども園

blog

給食だより 2024年9月

9月になりましたが暑い日が続いており、天候が変わりやすい季節になりました。
夏の疲れも出やすくなるこの時期、たくさん食べて、たくさん寝て、元気に秋を過ごしましょう!

【今月の新メニュー】
5日 チンゲン菜の中華サラダ
11日 チンゲン菜のしょうがスープ
20日 チンゲン菜と春雨のごまみそスープ

【旬の食材:チンゲン菜】
中華料理に欠かせないチンゲン菜は、中国が原産で白菜と同じアブラナ科に分類される野菜です。一年を通して出回っていますが、9月から1月頃が旬の時期です。
シャキシャキとした食感が美味しい野菜で、炒め物や煮物、スープ、お浸しなどさまざまな料理に活用できます。また、あくがないので下茹での必要もなく手軽に調理することができます。

「カルシウム」
骨や歯のもととなる重要な栄養素です。体内にあるカルシウムの99%は歯と骨に存在しています。カルシウムを効率よく摂取するには、ビタミンDの豊富なきのこ類と一緒に食べると吸収率が高まります。

「βカロテン」
体内で必要に応じてビタミンAに変換され、目や皮膚を健やかに保つ働きがあります。強い抗酸化作用があり、生活習慣病や老化の予防効果が期待できます。

「鉄」
酸素を全身に運ぶ赤血球を作るために欠かせないミネラルで貧血予防にも効果的です。筋肉内に酸素を取り込む働きもあり、不足すると筋力低下や疲労を起こす原因にもなります。

チンゲン菜の「鉄」「βカロテン」を効率よく摂る食べ方があります。

  • 卵、肉、魚などたんぱく質と一緒に食べる

チンゲン菜には鉄が含まれていますが、非ヘム鉄という体内に吸収されにくい鉄です。たんぱく質を含む食材と一緒に食べることで体内への吸収率が高くなります。また、ビタミンCも鉄の吸収を助ける栄養素なので、ビタミンCが豊富なパプリカやブロッコリーなどと組み合わせるとさらに効果的です。

  • 油と一緒に摂る

チンゲン菜に含まれるβカロテンは、脂溶性ビタミンです。油と一緒に摂ることで、吸収率が高まります。ごま油やサラダ油で炒めたり、肉や魚の脂と一緒に食べたりすると無駄なく摂ることができます。

チンゲン菜は肉や卵を使った炒め物がおすすめです!

また、茎の部分が柔らかく食べやすいので、捨てる部分がほとんどありません。
これから冬にかけてが旬のチンゲン菜をまるっと美味しくいただきましょう!

(使用メニュー)
チンゲン菜の中華サラダ、チンゲン菜のしょうがスープ、チンゲン菜と春雨のごまみそスープ

【7日 揚げパン】
給食で定番の「揚げパン」を初めておやつで提供してみました!

「おいしい!」や「また作って~!」という声がいっぱい聞こえてきました。また、先生の「おかわりほしい子~?」という問いかけに元気よく手を挙げる姿も見られました。

【23日 絵本おやつ「きんぎょがにげた」】
五味太郎作の「きんぎょがにげた」をゼリーにしました。
絵本では、逃げたきんぎょを探すお話なので、桃とみかんを入れてきんぎょを探せるようにしました。


「きんぎょおった!」ときんぎょを探しながら食べる子や、きんぎょだけきれいに残して「きんぎょこんだけおった!」と教えてくれる子がいました。
絵本を読んでから食べているクラスもあり、その子たちは「きんぎょいたよ!」とたくさん教えてくれました!

【22日 とうもろこしの皮むき】
23日の副菜のとうもろこしの皮むきを今月はあお組さんに手伝ってもらいました。


先生の皮むきしたことある?の問いかけに対し「あるー!」と答える子や、「初めてー!」の子もいてみんなとうもろこしに興味津々でした!
剥き始めると、勢いよく剥く子や、一枚ずつ慎重に剥く子がいました。とうもろこしの姿が見えると、「出てきたー!」とうれしそうに見せてくれる子もいました!

【今月の行事食】

9月17日は十五夜です。十五夜とは、一年の中で一番きれいな満月が見れる日のことで、毎年日にちが変わります。
日本では、お団子や、ススキ、芋類をお供えして、秋の農作物が無事に収穫できたことを感謝しながら月を眺めることを「お月見」といいます。
そんな十五夜を給食でも味わってほしいと考え、給食でうさぎ型ハンバーグ、さつまいものけんちん汁、おやつでは「おつきさまこんばんは」をもとにしたおやつを提供します。